グラフィックエンジン “MAJUA”を活用した実践的次世代ゲームクリエイター育成

Saturday, 19 December | 10:45 AM - 2:30 PM | Room 414/415

プレミアムエージェンシーは、日本において培われてきたコンソールゲームコンテンツの制作技術を、実践的なトレーニングを通じてアジア地域に伝授するプロジェクトを積極的に進めて参りました。

次世代を担うゲームクリエイターを育成するためには、ゲームデザイン、グラフィックデザイン、プログラミングの各要素技術を、実践を通じてバランスよく学ぶことのできるカリキュラムの構築が必須です。　

本ワークショップでは、プレミアムエージェンシーがアジア地域において実施している、次世代ゲームクリエイター育成プログラムによるコンテンツ制作の体験実習を行います。
受講者は、あらかじめ用意されたグラフィック素材や、Blender3D、そしてWebブラウザで動作する弊社独自開発のグラフィックエンジン”MAJUA”を活用し、ゲームコンテンツの制作を体験します。

このワークショップを通じて受講者の皆様には、これまでプレミアムエージェンシーが実践してきたゲームコンテンツ制作の一連の概要について体験していただきたいと思っております。

本ワークショップの受講者は、次のスペックを満たすラップトップを持参してください。

・OS　Windows XP /Windows Vista
・メモリ容量　 1GB以上
・CPU　 Intel(R) Core 2 Duo 2GHzプロセッサー以上
・グラフィックボード　 NVIDIA(R) GeForce 7XXX Series 以上
・無線LAN対応機種

また、体験実習の後は、受講者の作品発表を行うとともに、今後のゲームクリエイター育成の在り方について、講師と受講者の皆さんとでディスカッションを行います。多くの皆様のご参加をお待ちしております。

Instructor(s)

株式会社プレミアムエージェンシー
川島基展
山路和紀

Instructor Bio(s)

川島 基展
慶應義塾大学環境情報学部　政策・メディア研究科修士課程修了。同大学環境情報学部環境情報学科卒業後、学内コンソーシアムであるEENプロジェクトの非公認研究員を経て、1999年より東京工科大学片柳研究所クリエイティブ・ラボに勤める。学生時代よりＣＧアニメーション制作業務に携わり、東京工科大学では、モーションキャプチャやキャラクタアニメーション関連の研究開発を担当する。また、東京工科大学メディア学部および、日本工学院専門学校（八王子・蒲田・北海道）におけるＣＧアニメーション教育にも従事する。
現在は、株式会社プレミアムエージェンシーに所属し、同社がアジア地域において実施している、次世代ゲームクリエイター育成プログラムのカリキュラムデザインおよび授業実施を担当している。その他、CG-ARTS協会委員や、東京国際アニメフェア ノミネート部門審査員、コンペ部会オブザーバなども務めている。

山路和紀
1994年に慶応義塾大学環境情報学部を第一期生として卒業。株式会社セガ・エンタープライゼスに入社し、ゲームタイトルの開発、プロデュースに携わる。2000年にマイクロソフト株式会社に移り、Xbox事業部でゲームタイトルのプロデュースを手掛ける。2003年にマイクロソフトを退職し、同年5月プレミアムエージェンシーを設立。
現在は、株式会社プレミアムエージェンシー 代表取締役/Exec. Producer。東京工科大学メディア学部 非常勤講師、CG-ARTS協会 協会委員など務めている。